2.30代の頃のほとんどの女性は、化粧品を使う理由に
「色白の艶肌で綺麗にみられたい」
という願望があることでしょう。
でも、化粧品は成分に注目して選んで欲しいです。特に自然界に通常存在しない石油由来のものに。
今回は、
- 美容業界30年以上(現役)
- JOCAオーガニックコスメアドバイザー
の私が、オーガニック化粧品に出会うまでのことをお話ししますので、ぜひ最後までご覧ください🌱
40代、たくさんの美容成分を肌に与えた肌の末路
「真っ赤な口紅・アイライン・マスカラを使い続けた肌にクレンジングや洗顔を。その後は、化粧水・乳液・クリーム・美容液で保湿を怠らない。」
若かりし時から肌に良かれと与えていた美容成分は、40代になっても私のなりたい肌にしてくれませんでした。
挙句の果てに、何をしても乾燥が戻らずうるおい肌にはなれないと気づき始めました。
50代、オーガニックに出会い肌トラブルの原因について真剣に考え始める
様々な化粧品を試しオーガニックコスメについて学び、私の肌が乾燥した原因は次のことだと思っています。
「化粧品の合成成分が肌に蓄積し、肌本来の機能が阻害されていた。私には合成成分での保湿は必要なかった。」
合成成分は防腐・香料・色素等様々な機能を持っている反面、それら機能が肌本来の働きを阻害する原因になっていました。
肌にある常在菌は、保湿機能や有害物質を入れない働きをしていますが、それを合成成分が壊し、吹き出物やかゆみなど複合的な肌トラブルに悩まされることになる人もいるのです。
合成成分入りの化粧品を使い続けた私の肌は、砂漠(肌)に水(化粧品)をかけるようなもので、肌本来の機能が無くなった"本当の乾燥肌"となり、しみやくすみが急に出てきました。
会社での化粧品プレゼンで感じた妙な違和感
オーガニックコスメに出会った後も、化粧品商社に勤める私は定期的に化粧品メーカー担当者様から商品プレゼンを頂いていました。
「この化粧品、よく浸透して保湿力がすごいんです。」と。
本当にしっとりしていましたが、何十分もしないうちに肌が乾燥していくことに気づくようになっていきました。
「しっとりと言われるこの保湿力、私にとってはベタベタなんだ」と。
私の肌が合成成分の保湿を受け付けなくなったんだと思います。
最終的に辿り着いた、オーガニックの美容法
私は、遅ればせながら50代から合成成分を一切使わないオーガニックな美容法にシフトしました。
その結果、完全にではありませんが乾燥肌や髪のパサツキを改善することができ、昔まで悩まされていた枝毛はほとんど無くなりました。
肌に本来備わっていた機能が、植物の力だけを借りて取り戻しつつあるのだと実感しています。
何を試してもダメと感じている方には、是非一度、植物だけの原料でできた化粧品を試してみるのはいかがでしょうか。