肥薩線ワークショップで見えた復興への道 〜人吉で考える未来〜

肥薩線復興への関心と参加の理由

どうも、筆者Rです。

私は9月21日に「肥薩線を考えるワークショップ」に参加してきたので、そのことについて書きます。

まず参加した理由としては、豪雨被害によって壊滅的被害を受けた肥薩線を数百億円をかけて復活させるという出来事に対する単純な好奇心です。他の地域などでは厳しい運営が続いて、廃線になるところも増えているという話をよく聞く中で、肥薩線も元から利用する人は相当に少なかったのだから、同様に廃線になることも仕方ないのではと思っていました。

なので、県やJRの対応は私にとって意外なものであり、またそうするのであればポジティブにそれを期待したいと思いました。そこで、肥薩線の話し合いが人吉であることを知り、この問題のことをもっとよく知りたいと思って行ってきました。

 


ワークショップの内容と復興に向けた議論

ワークショップの内容というのは、4つの路線ごとにテーブルが分かれており、
それを一つずつ回って各々においてのアイデアや要望を話し合って出していくというものでした。

各路線

①八代~人吉/肥薩線(川線)
②人吉~吉松/肥薩線(山線)
③吉松~隼人/肥薩線(山線)
④人吉温泉~湯前/くま川鉄道


路線の印象と参加者の声

この中で私が分かるものというのは①の川線だけであり、しかし乗ったことはなくその沿線の風景をなんとなく車で通ったりして知っている程度のものでした。

なので全てのテーブルで私は聞き役となり、参加者や主催する方々からその路線の特徴や魅力、利用状況などを教えて頂きました。参加者は、おそらく電車好きな人や地元・沿線に住む人達がほとんどで、そのほとんどが男性でした。

そしてテーブルに広げられていた路線図には、多くのアイデアが書かれたメモが貼り付けられました。そして、そこで私はなにかアイデアを出せた訳では無かったのですが、皆さんの話を聞くことで各路線にそれぞれの異なった魅力があるのだということを感じました。また、実際に乗ってみたいと今はとても思います。


肥薩線復興への期待

結局のところ、これに参加して肥薩線がどう採算を合わせていくのか、どんな復活をするのかということについては分からないままでした。

それでも参加してよかったことと言えば、九州南部の山地に囲まれた地域への未知なる興味を抱かせてくれたことかなと思います。

そしてこれからもこの肥薩線の問題には注視して、復活するのであればなにか最適な道が見つかることを期待しています。

 

(R筆)

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