媒体の中の風景に心が動かされる時代。
旅先の一部を、視覚と聴覚で感じて出向くことが増え、本物とは何かを考えさせられる。
2026年のGWは早朝から阿蘇へ。
新緑の阿蘇の風景は、明るい緑が芽吹き、可愛らしい表情を浮かべている。
大観峰から少し運転すると辿り着く「押戸石(おしといし)の丘」
丘の上から見える緩やかな台地は、見える限りの視界いっぱいに広がっていく。
それはまるで、「絵本」の世界である。

すぐ近くには、期間限定で立ち入れる「マゼノ渓谷」も。
新緑に囲まれた滝を見ながら、心を整える時間となった。
阿蘇は特有の地形だけでなく、野焼きなど人の手によって保護されているからこそ、魅力が底上げされる。
現地で最大限に視界に収め、鳥の音、川の音、動物の匂いを感じ、その先にいる人の存在を想像する。
媒体の中ではできない体験が、感性や想像力をさらに高め、心を豊かにしてくれるのだろう。
(M)